実践!1回5分 図解フィットネス・ミニレッスン』  #39号

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1 肝機能を整え、開脚ストレッチに効果があるツボ 太衝(たいしょう)
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春、とくにゴールデンウィークにかけて、
木々の枝からは、若葉が出、土から新芽が顔を出してきます。
そして、人間は、肝機能の活動が活発になります。

肝機能がきちんと働いていると精神的にゆったりとし、元気がみなぎりますが、
調子が落ちてくると、精神的にイライラしたり、
反対に気が晴れなかったりします。
ひどくなると頭痛やめまいなどが現れます。

今回紹介するツボ「太衝」は、肝機能の調子を整え、
元気が充実します。

ツボの場所は、足の親指と隣の指の間を指で押し上げていくと
骨の手前で止まり、拍動を感じるところです。

 
図解 
(効果があがるコツ) 
□ ツボは、親指で揉むように押します。

※ 「太衝」は、ストレッチの開脚にも効果があり、
このツボを刺激すると脚が広がりやすくなります。

※ そのほか、冷え性(足先の冷え)、のぼせ、耳鳴り、
脚痩せにも効果があります。




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2 開脚前屈のポーズ 
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このポーズは、骨盤のねじれを矯正し、身長を高くします。
また、精力増強を促します。

前のツボ「太衝」を押すと両脚が開きやすくなります。

座った状態からできるだけ大きく両脚を広げてます。
このとき膝頭を天井に向けます。
次に、恥骨からへその間を伸ばし、
息を吐きながら、ゆっくりと上半身を前に傾けます。

背中だけを曲げるのではなく、背すじを伸ばしたまま、
お腹と胸を床につける気持ちで傾けてください。

※できる方は実際に床につけてみましょう。

30秒間自然呼吸をし、息を吸いながら上半身を起こしてください。


図解 


(効果があがるコツ) 
□ 足の裏は外側に押し出すようにします。
□ 股関節から動かします。



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3 「スポレク」だより
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開脚前屈は、体が硬い人にとっては、苦痛をともなうかもしれません。
股割りともいわれ、大相撲の稽古では、最も厳しいと言われています。

どのくらいできるかは個人によって差がありますが、
続けることで、図解のようにできるようになります。

全く前に傾けることができない人が、がんばって1年かかるといわれます。

背中を曲げてできたつもりになるより、骨盤から背を伸ばしたまま、
少しでも前に傾けるように心がけてください。

ひかりは、お風呂上りに毎晩しているうちにできるようになりました。
ストレッチやヨガは、痛みを感じながらすると続きません。

柔軟性を劇的に改善する方法があります。
筋肉が伸びているときに「気持いい」と自分に言い聞かしているうちに
段々柔らかくなり、それが楽しくなってきます。
多くのアスリートも体験しているメンタルトレーニング法です。

ひかりは、皆さんの生活が、元気に明るいものであるように願っています。
※最後まで、ご精読いただきまして、ありがとうございました。


大リーグで活躍する松井選手やイチロー選手などの一流選手、
才能もさることながら、私たちからみると「そこまでするのか」
という程に長時間の練習をしています。

なぜできるのか?

好きな道でやっていくぞという決断と覚悟があるからです。
そして、年収が膨大にあっても、強いハングリー精神を持ち合わせて
いるからです。

実力が発揮するとき、それは「まだまだ改善」
「このままじゃダメだ」、「大変なことになった」
「もうだめか」と思ったときです。
火事場の馬鹿力とはよくいったものですね。

この本は、眠っている自分の能力を叩き起こしてくれるます。
「そうだ!絶対うまくいく!―「できる」遺伝子が目ざめる生き方・考え方」



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発行人:スポーツレクリエーション研究所

 http://sporec35.blogspot.com/2011/03/blog-post_6378.html

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■■ スポーツ・レクリエーション研究所から ■■

★ 初めて読まれる方へ
 ・動きやすい服装に着替えましょう。
 ・ゆっくりとした音楽をBGMにしたり、アロマを使えば、より効果的です

 ・「図解⇒」に続くURLをクリックすると、絵による解説が表示されます。
 ・体調は日々変わります。体調不良のときは、休養を優先させましょう。
 ・持病がある場合は、医師等の指示を受けてください。
 ・満腹時を避け、水分は積極的に補給してください。